こんにちは。今回はWiggle自社ブランドのリーズナブルなジャージシリーズ、DHBブランドのジャージをレビューします。

DHBといえば自転車歴が長い方からすると安いリーズナブルウェアのイメージが強いブランドですが、最近DHBが展開しているAERONシリーズは高級ウェアに引けを取らない性能とデザインを兼ね備えています。その分価格はノーマルのDHBブランドラインよりは高いですが、それでもまだまだリーズナブル。今回はDHB AERONラインのアパレルを購入してライドにでかけて試してみました。
AERON LAB RACE LINE 3.0 半袖ジャージ
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まずはDHB最高級ラインのトップスから。
DHBのブロックラインやクラシックラインとは一線を画す、空気抵抗を削減するためにかなりタイトに作られています。私は170cm61kgでXSサイズを購入しまし、ぴったりでした。


肩周りから背中にかけてのカットが良く、シワができません。40km/h以上で走るシチュエーションが多いライダーにとってはこれ以上にないメリットになります。

腕部分もライド中に裾が上がらないようにシリコンの滑り止めが施されています。
アグレッシブな緑色のデザインも非常にGOOD! 新緑の季節に着ていきたい爽やかなカラーです。
AERON ビブショーツ
次はAERONシリーズのビブショーツ。肩ひも部分にAERONの文字が入っていてかっこいいです。こちらもXSを購入しました。
肝心の新開発パッドは3層の異なる素材を組み合わせて作られたようで、5時間ほどの数時間ライドにでかけましたがかなり快適に乗ることが出来ました。
快適性の高いパッドはパッド自体に厚みがあることが多いのですが、こちらは比較的薄いパッドなのに快適性が保たれています。
AERON パッカブルベスト
そして春や秋など、朝方はまだ寒いけど日中は温かいといったレイヤリングが困る時期に重宝するベストです。
前面がウィンドブレーク素材で出来ており、背面の中央部のみがメッシュ素材で作られているため、上りで蒸れるようなこともなく快適にライドを続けられます。畳むとポケットにすっぽり収まるくらいのサイズになるため、非常に汎用性が高いマストアイテムです。
DHBのメリノウールジャージと合わせると5~10度くらいのライドではこれで足りる気もします。
AERON LAB グローブ
長時間のライドでは欠かせないグローブ。手のひら部に柔らかいパッドが入っており、7時間を超えるようなライドでも快適に走りきることが出来ると思います。
1000Wを超えるパワーを入力するときはハンドルをギッチリ握ってパワーを伝達しますが、作りの悪いグローブだとハンドルが滑ってパワーが伝わりにくいことがあります。こちらのグローブはタイトに作られているためかなりダイレクトにハンドルにパワーを伝えられます。
個人的好みで手のくるぶしが隠れるのが好きなのですが、もちろんショートタイプのものも発売されていますでのそちらは好みで選択できます。
AERON LAB ソックス
最後はソックス。薄手の素材で作られており、暑い時間帯でも快適に乗ることが出来ますが足裏等の滑り止め加工が何もないので少し乗り辛さを感じました。

また、昨今のトレンドであるロング丈ではないデザインなので、足のコンプレッション性能をあまり感じられませんでした。イージーなライドでは非常に快適ですが、アグレッシブな乗り方をする場合は少しドバンテージを失うかもしれません。他のアイテムの性能が良かっただけに少し残念です。