【オーストラリア2000kmのツーリングで試したいこと。オーストラリアの自然のためになるかもしれないこと。】

最近は、割と些細なことでもとりあえず発信してみることも重要かなと思い始めて、ブログの更新頻度が上がっています。今回は、今年2020年の4月~5月ごろに計画している、メルボルン~ブリスベンのツーリングの(かなり)ざっくりとした計画と、そのついでにやってみようと思っていることをこれまたざっくりと話します。

・メルボルン-ブリスベン 2000kmツーリング

今年の秋頃(南半球の秋頃)に、ワーホリビザの残り3,4ヶ月をブリスベンで過ごしたいがために、メルボルンからブリスベンまで自転車で移動する予定です。飛行機での自転車輪行は非常に骨が折れるのと、かねてからしてみたかった海外でのおおがかりなツーリングをこの機会にやっちゃおうという次第です。

・ツーリングスタイル

日本では、ツーリング用のバイクから組んでほぼフル野宿で望んだ日本縦断や、

小さいザック一つでバックパッカー等を利用して行った四国一周、

北海道ツーリングを

しました。

今回は、自転車の本場ヨーロッパ圏およびアメリカ大陸で人気が上昇中のバイクパッキングスタイルで行こうと思っています。画像でぱっとわかりやすく説明すると、以下のような感じです。

重量増になるキャリアをつけず、バイクにバッグをくくりつけて、機動性を確保したまま、ロードバイクやグラベルバイクで長距離を移動するスタイルです。

日本には愛しのクロモリツーリング用バイクが有るのですが、あいにくオーストラリアではフルカーボンのハイエンドロードしか持っておらず、ツーリングのために新しく自転車を生やしているとお金がいくらあっても足りないのでこのスタイルにしました。また、移動距離(km/日)がおそらく最も稼げるスタイルなので、費用面でもかなり浮くはずです。

・ルート(かなりざっくり。)

オーストラリア大陸南西部に位置するメルボルンから、オーストラリア西海岸をぐっと駆け抜けて約2000kmを走破する予定です。

オーストラリア内陸部と異なり、ある程度の間隔でガソリンスタンド(兼コンビニ)が点在し、公共交通網がゼロではなく、比較的街を抜けていくルートです。以上の点から、安全性に関してはある程度(オーストラリアの内部では比較的)確保できるているものと考えています。

そして、お気づきになった方がいるかも知れませんが、このルートは、ガッツリオーストラリア森林火災で被害を受けた地域とかぶっています。

・本題:この旅でやってみようと思っていること。

以上から、「こいつはとりあえずオーストラリアで2000kmのツーリングをするんだな。」ということは掴んでいただけたかと思いますが、ここからが本題です。

現在私が、「ちょっとやってみようかな」程度に漠然と思っていることなのですが、

オーストラリア森林火災によって被害を受けた地域をツーリングして周り、SNS・ブログ等を通して情報を発信していこう

と考えています。

具体的にどうするのか、どこに行くのかはまだ決めていません。一昨日くらいに思いついたアイデアなので。なにかアイデアがあればどんな些細なことでもコメントしていただけると非常に助かります

オーストラリア森林火災については、詳細はwikipedia等の記事を参照していただきたいのですが、死者数が29名(1月29日現在)に登り、消失面積107,000k㎡、建物被害約6000件、オーストラリアの生態系に大きな影響を及ぼす等の被害を与えています

また、火事による実際的な被害に加えて、オーストラリアの観光業団体は森林火災による影響で約10億円(6億9000万米ドル)の損失を受けたと報告されており、観光客の呼び戻しに向けて政府に支援を求めている状況です。東日本大震災で風評被害により日本の観光業が大ダメージを受けた状況とかぶるわけです。

そこで思いついたのが例のアイデア。メルボルン在住で自転車にがっつり乗っている日本人なんて僕しかいないだろう。自転車で森林火災被害地域を駆け抜けるなんてトピック的だし、(ワーホリ日本人コミュニティ等内では)人の目にとまりやすいんじゃないか、と考えたのがきっかけです。オーストラリアでバイクツーリングをする楽しさもより多くの人に知ってもらえる可能性も高まりますしね。

これによって一人でも多くの方がオーストラリアの森林火災に興味を持っていただいて、あわよくば一人でも多くの方が公的機関(WWF等)に募金したり、また一人でも多くの方がオーストラリアへ旅行するきっかけになっていただければ万々歳です。日本-オーストラリアの航空券なんて安いですからね。往復6,7万ですよ。

私は、”地球の環境を守る”という言葉にどうしても人間のエゴを感じざるを得ません。まるで人間が神の視点になったかのように、「地球を守る」という言葉には正直嫌悪感を感じます。

私は、私のエゴで、「私が数ヶ月過ごしたオーストラリアの雄大で美しい自然を他の人にも見てもらいたい」という原動力で行動しています。自然を守るためでも、オーストラリア政府のためとも言えません。

ただ、オーストラリアの素晴らしい自然の中で、もう一度ライドができないとしたら、それが悲しいと感じるだけです。

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