サイクリストのワーホリ渡豪日記 ステージ05 ワーホリ、実際お金っていくらくらいかかるの?
こんばんは。ようやく仕事を見つけて働き始めたマツハシです。働き始めてしまえば、オーストラリアの最低賃金ですら家賃や通信費、食費を払ってもプラス収支になるので一安心です。
ワーホリに行くまでに、少なくない数の知人から「実際ワーホリっていくらくらいお金がかかるの?」という質問を受けたので、それらに一気に回答するためにこのへんで記事にしておきます。お金の話は生々しくて好きじゃないんですけどね。需要がありそうなので書きます。ビュー数が増えるのは嬉しいので。
一部のサイトでは100万だとか、それ以上だとか言っていますが、それはガンガンマージン取られて搾取された場合の金額です。日本のパックツアーと同じですね。何でも自分でやる主義なので、仲介業者は極力挟まず自分でやってみた場合の概算を出してみました。
結論のみを先に言えば、約30万程度が手元にあればワーキングホリデーに行くことが出来ると考えてもいいでしょう。ただ、ギリギリのお金で生きていくことは精神的に結構な負担になるはずなので、余裕を持った状態で出発することをおすすめします。明日のご飯を食べるお金に困っているわけではないとはいえ、仕事が決まるまではわりとせかせかしていました。心に余裕を持つって大切。はあ、山に行きたい。
ワーホリに行きたい方は参考にしてみてください。
・注意
以下の費用はかなりケチって、マージンを搾取される仲介を極力挟まないようにして計算した金額ですのでご留意ください。
オーストラリアで速攻仕事を見つけたいのならば、少なくともコミュニケーションを取れる程度の英語と、採用されやすいような経験がなければ難しいのでそのあたりもご留意ください。1月以上仕事探しに右往左往している方もたまに見かけたりします。飽くまで参考です。自転車のパーツを買ったり、レースのエントリーフィーを払ったりみたいなあまりに限定的すぎる料金については書いていません。知りたければ直接尋ねてください。需要は多分ないので。
また、金額は計算時の為替レートに依っても上下します。今は円が非常に強い(2019年9月03日現在)のでちょっとほくほくです。本概算は、2019年9月3日のレートを使用して計算しております。
・渡航までにかかった費用
パスポート申請費:18000円
免許更新費:3300円
国際免許取得費:2350円
ビザ申請費:450AUD
航空券代(新千歳-メルボルン片道):65700円
+保険代:10万円程度
合計=221,490円
申請費等は固定された金額です。航空券は変動価格ですが、まあ4万は切らないでしょう。ひとつ面倒なのが保険で、これは会社に依ってかなり異なるので計上しませんでした。最安で10万円程度~が妥当なところでしょう。
また、私は語学学校に通う予定がなかったのでこのような激安な価格になりました。こっちの語学学校ってとんでもないお金を要求してきますからね。そんなに払うなら、日本でマスターかドクター取ったほうが有意義なのでは…?
あとは100均やアマゾンで旅行用品や雑品を買ったりしたのですが、大きな買い物はしていないのと個人に依るところが大きいので計算に計上しませんでした。
・渡航後、仕事を見つけるまでにかかった費用
渡航後4日分のホステル滞在費:87AUD
2週間分の家賃(先払い):270AUD
食費(大食い&自炊):121AUD
雑費(タオルや洗剤を買ったり、履歴書印刷代等):~100AUD
空港からシティまでの交通費:19AUD
交際費(最初は友達ゼロから始めるので、Meetupイベントにたくさん顔を出した):25AUD
交通費(ICカードデポジット含む):36AUD
通信費(月当たり):30AUD
合計:688AUD≒49,136円
あとはこれに細々としたコーヒー代やらサンドウィッチ代が入るくらいです。流石に小銭で済む買い物は記録していないので計上していません。
食費は一般の方ならもう少し安く住むかもしれません。健康オタク&大食いのダブルパンチでそこそこ高めになっています。感覚的には日本よりも食品は安いです。パスタとか70円で買えるし。激安。オーストラリアは外食がちょっと高いので、そこさえ回避すればまあまあお金は減りません。でも、昼間にパブで飲むビールってウマイんだよなあ。

遊び好きなひとならもっとお金が必要かもしれませんが、そとで風を感じるだけで幸せになれる人ならこのくらいの金額で済むでしょう。