【サイクリストのワーホリ渡豪日記 ステージ02 海外で自転車盗難に遭ったらどうするか】

サイクリストのワーホリ渡豪日記 ステージ02 海外で自転車盗難に遭ったらどうするか

はい、タイトルの通り自転車を盗まれましたマツハシです。

なんとワーホリ3日目にしてオーストラリアはメルボルンで自転車を盗まれるという最悪の事態に陥りました。本記事では盗まれたらどうすればいいのか、盗まれないためにはどうすべきかを盗まれた間抜けなライダーの視点から説明します。前の記事から伝わってくるワクワク感とは一転、絶望の記事執筆です。前の記事で書いた一切は今回の旅では無駄だったということです。哀しい。

【サイクリストのワーホリ渡豪日記 ステージ01 準備-渡航(海外飛行機輪行)まで】

事の経緯を簡単に述べると以下のような流れです。

・バイクを中に入れることが出来ないホステルに宿泊(2019年8月23日〜家が見つかるまで)していた。
・強固な鍵を二つ、フロントホイールーフレームー固定されているポール、リアホイールーフレームーポールに繋いだ状態で、ホステルの外に駐輪していた。
・2日目の夜駐輪し、翌朝3日目の朝になるとバイクが鍵ごと消えていた。

といった経緯です。マジで勘弁してくれ。

メルボルン規模の都市だと盗まれたら出てくるのはまずないと考えるしかありません。せっかくカンタスが安全に自転車を送り届けてくれたというのに…

守りたい、この笑顔。

これらの苦労はすべて無駄だったということですね。悲しい。

次に取る行動は以下の通りです。それぞれ説明していきます。

①現地の警察(police station)に行って陳述書(statement)を作る。

街中にいくつかある警察署に出向き、被害届のようなものを作成します。これがなければおそらく保険も降りないでしょう。被害にあった証明書のような役割も果たします。また、これを提出することで警察が捜査に乗り出してくれます(と言っても、頼りになる捜査はしてくれないでしょうが…)。
行く際は、
・ID(パスポート)
・有効な現地の電話番号
・日本の住所
・滞在中の住所
・盗まれた時間や状況

を説明する必要があります。個人情報はともかく、盗まれたものや時間や状況を説明するにはそこそこ英語を話せなければいけないので、自信がない方はグーグルで事前に文書を翻訳してから出向くと良いかもしれません。

②携行品損失保険の申請を行う。


これは保険会社によりますが、各保険会社の方法に従って申請を行います。大体のところで上限額が決まっているので、高いバイクを盗まれても10万円しか帰ってこないなんてケースもあるようです。

③gum treeに張り付く。


gum treeはオーストラリア版ヤフオクのようなウェブサイトです。日本のヤフオクで盗品がよく売られているように、こちらでも状況は同じです。それっぽい検索ワードを入力して、ひたすら自分のバイクが出品されてないか根気よく探します。もし見つかったら、警察に連絡すると取り合ってくれるはずです。が、正直なところ望みは薄いですね。
しかし、もし見つけることが出来れば悪人共に正義の鉄槌を食らわせてやることができます。私は犯人が憎くて憎くて仕方ないので張り付きます。

④祈る


最後は祈るしかありません。正直なところ、大都市で盗まれたバイクが帰って来る確率なんて皆無に等しいですから、諦めも肝心です。

以上が盗まれた際の対応でした。できることなんて意外と少ないんですよね。犯人本当に捕まってくれ。

さて、以下は盗まれないためにはどうするか、を盗まれたライダー視点から考察していきます。事故は対応を厚くするよりも、未然に防いだ方が良いのは周知の事実です。(リスクを下げたい場合はそうとも限りません。)

盗まれないために注意したいこと
・とにかく自転車から目を離さない、身体も離れない
・鍵を信用しない
・人を信用しない
・寝るときは家に入れてあげる
・ピカピカのバイクは狙われる

まずはとにかく自転車から目を離さないことが重要です。距離的に近く、常に視界に自転車があれば凶行に及ばれたとしても自転車を守りに行くことができます。
また、いかに強固な鍵を設置していても、業者のようなクソ野郎どもにかかれば鍵なんてすぐ破壊されてしまいます。私の場合は、一般に市販されている工具では破壊できないような鍵を付けてアースロックいたのですが、盗難に遭いました。鍵は弱い保険に過ぎません。

次に人を信用しないこと。スポーツ用の自転車なんてうん十万から下手すれば百万円単位の価値があるわけですから、それに目が眩んでしまう人なんてたくさんいます。恐らく、モラルの意識は日本より悪いです。正直なはところ。

次!家または部屋入れて寝たら、起こりうる盗難のケースは強盗くらいになります。もうそこまでされたら諦めの領域です。しかし、それ以外の方法で盗むのはかなり難しいはずなので(ミッションインポッシブル的なことがなければ)少し安心できます。

次!ピカピカのバイクは盗人の目には悪目立ちします。恐らく。

以上が対応でした。

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