スパイダーマン新作の最新予告が公開されました。予告編の映像から予測される展開や小ネタを紹介します。
また、本記事にはアベンジャーズ/エンドゲームのネタバレが含まれています。まだエンドゲームをご覧になっていない方はご注意ください。エンドゲームを見た人は、楽しんで!


大丈夫ですね?それでは行きます。
予告編はピーターの悲しげなセリフから始まります。


アベンジャーズ/エンドゲーム内での戦いで命を落としたトニー・スターク(アイアンマン)を偲んでいるようです。シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ、スパイダーマン:ホームカミングでトニーとピーターの親しげにやり取りする様子が描かれていたので、彼の死はピーターの心に大きな変化をもたらしたはずです。
トニーの元付き人、ハッピー・ホーガンは自家用ジェットの中でピーターに「トニーはピーターにすべてを託した。」と伝えます。


場面は変わってヒーロー活動をするアイアンスパイダー。アベンジャーズ/インフィニティウォーでトニーから貰ったアイアンスパイダースーツを引き続き使用しています。場所はおそらく、ニューヨーク市内。警官のバッヂがニューヨーク市警(NYPD)っぽいです。

ピーターいわく、この後夏休みだから何やら急いでいるよう。

場面は変わってイタリアはヴェニスのサンマルコ広場。ピーターの学友フラッシュ。


旅行先の宿で待ち構えていたのは。

作中の諜報組織SHIELDの元長官であり、アベンジャーズ結成の計画を発案した男、ニック・フューリー。


ニック・フューリーによると、エンドゲームでの戦いにより異次元からの侵略が始まっているとのこと。ソニー・ピクチャーズ版スパイダーマン3に登場していたことで知られているサンドマンのような見た目です。
共に異次元からやってきたヒーロー(原作ではヴィラン。ただ、能力が原作と全く異なるようなのでただ設定をともにしているだけの可能性が高いです。)、ミステリオと共闘せよとフューリーに命令されます。

「でも、僕はただの隣人だよ。」と返すピーター。確かにミスティックパワーの無いピーターには荷が重そうです。


MCU最強ヒーローツートップのソーもキャプテン・マーベルも不在のようです。エンドゲームでは、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共に旅立ち(もともとソーは連絡手段を持っていません。ソー:バトルロイヤル参照)、キャプテンマーベルは管轄が宇宙全域なので忙しいようです。

シーンは移り変わり、おそらくロンドンでのバトルシーン。新しいスーツがお披露目です。黒いスパイダーマンといえば、ヴェノム、マイルズ版スパイダーマンが思いつきますが、これはおそらくスパイダーマンノワールにインスパイアされたステルススーツ。スーツづくりが趣味のトニーが生前に残したものかもしれません。自身のスーツも様々な用途に合わせて30体以上作っていましたし(アイアンマン3参照)。

ロンドン市内のタワーブリッジで暴れるサンドマン。

そしてピーターがつけているのは、トニーが生前に利用していたAI搭載サングラス(シビル・ウォー、インフィニティ・ウォー)。


世界が新たなヒーローを求めていると言うピーター。ソニー・ピクチャーズ版のスパイダーマンでは、ピーターの叔父ベンおじさんの死を乗り越えてヒーロー・スパイダーマンになる姿が描かれていましたが、MCU版ではトニーがピーターを本物のヒーローにする役割を担うようです。確かに、トニーなら、スパイダーマンシリーズで有名な名言「大いなる力には大いなる義務が伴う」とか言いそうですね。
6月28日、世界最速公開です。
