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【オーストラリアハーフランド 26日目 シドニー→キャンベラ】
昨日は移動で疲れて寝ていたので、今日からがキャンベラ観光本番だ。今日から、といっても殆ど今日だけなのだが。
キャンベラにはテーマパークのような若い子向けの観光地はあまりなく、歴史を学ぶための博物館や、落ち着いた公園、美術館しかない。私も是非若い子の括りに入れて欲しいのだが、精神年齢は8歳児でも見た目が20代後半くらいに見えるらしいので、幸いそういった退屈な観光地が好きだ。テーマパークが苦手で、落ち着いた観光地が好きだと言うのは自身のペニスが既に機能を失っていると告白するようなものだが、同時に自身の教養が高く、精神的に成熟しているとアピールすることもできる。私の精神年齢は8歳なので、大人びていることをアピールしたい年頃だ。
それでは、オーストラリアハーフラウンド 27目、28日目に回ったキャンベラの観光地を紹介しよう。街中を徒歩で回れる場所ばかりだ。
・戦争歴史記念館

オーストラリアに限らず、WW1、WW2について日本とはまた違った視点歴史を学ぶことができる。多面的な視点で物事を見ると、新たな側面を知ることができて面白い。歴史が好きでなくとも、FPSで人の頭を撃ち抜くことが趣味の方でも楽しめるはずだ。戦車や装甲車、更には戦艦のブリッジなどを間近で見ることができて面白い。詳しい人間に言わせると、これは戦車ではなく、多砲搭載車だとか煩いので、ゲームオタクや歴史オタクと一緒に行くことはお勧めしない。
入場無料だが、維持のために是非寄付をしたくなるような博物館だ。
・オーストラリア国立美術館

はっきりいってシドニーにある州立美術館の方がコレクションは多い。モネに並々ならぬ情熱を持っていない限りは退屈な場所だろう。やはりモダンアートというものは理解できない。
・キャンベラショッピングセンター
歩き疲れてフードコートでタコスを食べた。美味かった。
・オーストラリア国立博物館

国立美術館はショボいけど、国立博物館は結構楽しめる。年代物のホールデンや、まあ何やら色々と沢山ある。
・hogs and breath cafe
オーストラリア国内で展開しているパブチェーン。フィッシュ&チップスを食べたくなったので。11ドル(850円)くらいだったかな。
・キャプテンクックウォータージェット
なんかの記念で作られた噴水。下調べが足りなくて水が吐き出しているところは写真に収められなかった。朝〜お昼にかけてしか噴水は動かないようで、夕陽と噴水を写真に収めようとしたが失敗した。その代わり、メルボルン行きの夜行バスを待つ間に星空を撮影していいねを稼いだ。
夕陽もとても美しい。
動いているときの写真はホームページからどうぞ。
首都と聞くと大きな街かと思えるかもしれないが、はっきりいってキャンベラは小さな街だ。しかしながら、町は完璧に区画整理されており、あなたがジェームズ・メイ出ない限り道に迷うことはありえない。神が作った都市があるとすれば、それはパリやロンドンではなくキャンベラだ。パリやロンドンは実に魅力的な町なのだが、神がパブで飲み過ぎた後に酩酊した頭で作った町としか思えない。魅力的でドラマティックなのだが、計画性がなさすぎる。キャンベラは、魅力には少しかけるが、酔っ払っていない神が作った完璧な町だ。
次はオーストラリアで最も栄えている町の1つ、メルボルンだ。期待に胸を膨らませ、バスの硬い椅子で眠りについた。