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【オーストラリアハーフラウンド 20日目 友がシドニーに到着】
本日はドライブデーだ。前日、ブリスベンの友人の車に乗せてもらった時に、「ブリスベンの道路は複雑だね…」とはなしたら、「ブリスベンで複雑なら、シドニーはクレイジーだよ」と言われていたのですこしシドニーの道に怯えていた。同じ右ハンドル、左側走行だが、ラウンドアバウトがあったり何かと違うところはある。レンタカーオフィスでは国際免許とパスポートさえ見せれば手続きはすぐに終わった。レンタカーのデポジットを払い、若年ドライバー料金(25歳未満のドライバーは1日あたり数百円程の追加料金が必要)を払うだけだった。あとは日本のレンタカーと大差はない。

借りたのは型落ちの韓国産マニュアル車だ。車のすべてのボタンや装備からコストカットが臭ってくる。正直言って、はじめての海外ドライブでナビになる友人を連れていて本当に助かった。もし1人で運転していたら道に迷ってそのへんの建物に特攻して死んでいただろう。グーグルマップとナビをしてくれた友人に感謝だ。死なずに済んだ。
車をイージーにピックアップし、目的地のブルーマウンテンズがあるカトゥーンバへ向かった。2ヶ月ぶりほどの運転だったので、最初の15分ほどはギアチェンジにギクシャクしていたが、すぐに慣れた。海外で運転をしたいならマニュアルライセンスは必須だ。例の韓国車のレビューは以下にある。rubbishだ。
道中、コアラが見られる動物園に寄った。コアラを抱くことは出来ないのだが、見るだけでも十分癒される。コアラが抱ける地域については以下の記事を参照だ。

【オーストラリアハーフラウンド 10日目 コアラを抱ける地域と抱けない地域があります。】

しかしながら、なんと言っていいかわりとやる気がないタイプの動物園であり、殆どの動物が木陰で寝ていたのであまり動物の姿を間近で見ることはできなかった。日本語を話すとなぜか叫び始めるレイシストのオウムならいた。


カンガルーのえさやりコーナーでは、高級な絨毯生地のような気持ちい肌触りのワラビーに触れることができる。みんなえさに飽きているのか、なかなかえさを食べてくれない。


動物園を後にし、ブルーマウンテンズに向かった。ブルーマウンテンズがある公園に到着すると、あまりの壮大さに2人で「すげーー!」と車の中で叫んでしまった。



マウンテンズというよりはキャニオンと言った方がしっくりくる見た目だった。ブルーマウンテンズは、文字通り1つの山のことを指すのではなく、いくつかの山のことを指す。中でも有名なのが、スリーシスターズが見られるエコーポイントという地点が有名な展望台だ。




展望台から下を覗くと、頭がキレたサイコパス以外なら恐怖を感じるはずだ。ユルそうな柵を隔てて50cm先は落ちたら確実に昇天可能な崖になっている。怖くないはずがない。


とはいえ、ブルーマウンテンズの眺めは圧巻であった。私が撮る写真や、表現する言葉の域を超えている。これは現地に来て見ないと伝わらない美しさと壮大さだ。シドニーに来てブルーマウンテンズまで足を延ばさずに帰ることはあまりにもったいない。前菜と食前酒だけでレストランから帰るようなものだ。
ブルーマウンテンズをひとまずあとにし、ホステルにチェックインすることにした。友人の疲れも限界だろう。


今回カトゥーンバで利用したホステル・No. 14ホステルは、オーストラリア旅行の中でもナンバーワンに快適なホステルであった。



朝食、Wi-Fi、シャワーはもちろん雰囲気のいい感じの暖炉があるブレイクルーム、征服者向けの参謀室もある。清潔感に関しても申し分ない。キッチンルームの調理器具も十分だ。1泊28ドル(2200円ほど)なので非常にうれしい。友人の飛行機の予定さえなければ数泊はしたかったくらいだ。
Booking.com カトゥーンバ No. 14 ホステル
ところで、No.14ホステルで調子に乗ってSatlbaeっぽい動画を撮ってみた。instagramにアップしても全然ウケなかったのでとても哀しい。
ホステルのおばちゃんも非常にフランクだし、なぜか異常なほどに民度が高い宿泊者しかいなかった。この宿に泊まるには、何かしらの分野で博士号をとっていなければ宿泊できないのかもしれない。