こんにちは。だいぶ前の記事で、オーストラリアで購入したGarmin edge 530に日本の地図をインストールする記事的な忘備録を書きましたが、今回は逆に海外の地図をインストールする作業を紹介します。
海外版Garmin Edge 530 に日本の地図をインストール | Takuya Matsuhashi Hokkaido Cycling Life
海外版デバイスに日本語地図をダウンロードするサイトや設定方法は割りと日本語でヒットするのですが、逆方向は日本語検索では中々出ませんでしたので参考にどうぞ。
手順①BBBike Extractsで地図データをダウンロード
以下のサイトにアクセスし、地図データをダウンロードします。
左側のフォームに自分のメールアドレス、地図の名前(任意です。)、地図の種類を選択する箇所があります。

地図の種類はGarmin Openfietsmap Lite(latin1)です。

フォームを入力後、resize or drag polygonを選択し、大まかに地図のエリアを合わせます。エリアを大まかに決めたら、add points to polygonにチェックを入れてエリアの形状をうまい具合に選択していきます。データ容量にそこまで大きな差は出ないと思うので気持ち大きめに範囲を選択するといいと思います。

次に「Extract」をクリックして数分待つと、登録したメールアドレスにデータDLリンクが送られてきます。
とりあえずダウンロードリンクっぽいところをクリックするとZipファイルをダウンロードできるので解凍します。

解凍したフォルダの中に、「gmapsupp」という名前のファイルが確認できればダウンロードは完了です。

後の手順で同名ファイルと混同しないよう、ダウンロードした「gmapsupp」ファイルの名前を「gmapsupp_(任意の名前、アルファベットのみ」)に変更します。今回はわかりやすく「gmapsupp_italy」にしました。
手順②Garmin Edgeにファイルを転送
ガーミンデバイスをパソコンに接続します。
接続し、デバイス直下のフォルダ(/garmin)を参照します。
沢山ファイルがある中に、先程と同様な名前のファイル「gmapsupp」があることを確認します。

念のため、PCにgmapsuppをバックアップしておきます。
「gmapsupp」と同じ場所に、先程ダウンロードしておいた「gmapsupp_italy」をコピーします。

これでデバイス上に地図データを読み込ませる作業は完了です。ファイルさえ入っていれば勝手にデバイスで認識して表示してくれます。
手順③デバイス上で設定
Garmin edgeを起動し、
Settings>Activity Profiles>(地図を表示したい任意のアクティビティ)>Navigation>Map>Map infomation
を開きます。私のは英語版なので英語表記ですが、日本語でも大差ないはずなのでなんとかたどり着いてください。
すると先程ダウンロードしたはずの地図の名前があるはずです。
私は「Italy」という名前にしたので、そのまんま表示されています。

こちらを「Enable」状態にします。(デフォルトでEnableのはずですが、Disabledの場合のみ操作してください。)
これでイタリアの地図が表示されているはずです。地図をブラウズする機能で現在位置からひたすら西側にスクロールします。

BBBikeで選択した範囲がしっかり表示されています。

アップにするとすごい情報量です。これで困らなそうですね。