SHIMANO VIBE ステム&VIBE SUPERLIGHT COMPACTハンドルレビュー(コラムカット&インストール)

お久しぶりです。

北海道では雪が積もってロードシーズンも完全に終わった雰囲気が漂っています。

ロードシーズンの終わりとともにやってくる物欲の冬。とはいえ、秋頃にホイールも買ったし、次はコックピット周りを軽くするかあと思い安心と信頼性のシマノフラッグシップモデルを購入しました。

まずは最軽量クラスのハンドルから。

SHIMANO VIBE SL COMPACT 400mm

あれ、意外と軽くない・・・(3T SL LTDなんかは180gだったりします。)

内装ケーブル込の重量と考えれば十分でしょう。そもそも、ハンドルで200gは普通にとても軽い部類です。

それに、こちらは剛性の面で圧倒的に勝っています。ソースはありませんがどうやらシマノ VIBE SL AEROよりも剛性が高いらしいです。本来の使用用途ではありませんが捻じ曲げようと頑張っても少しもしならない感覚があります。

そしてこのハンドル、Di2フル内装可、ブレーキケーブル内装であり、しかも私のバイクはディスクブレーキで組み付けがかなり面倒だったので自転車屋さんで組み付けてもらいました。

そして次はSHIMANO VIBE ステム

VIBEステムといえば「これを買っておけば間違いなし」感の強いアイテムです。クリンチャータイヤと言えばコンチネンタルGP5000並に、ステムといえばVIBEです。

VIBEステムのラインナップはステム角-17°/-10°、コラム径1-1/8, 1-1/4、ステム長で結構なラインナップがあります。お間違えのないように。私は-10° 1-1/8 90mmのものを購入しました。

VIBEステムで少し面倒なのがフォークコラムカット。他のステムなら多少見た目が悪くなりますが、上にコラムを突き出して乗ればいいものの、VIBEステムの場合はコラム全カットで乗ることを前提に作られているため、コラムをギリギリでカットしなければなりません。

しかも、VIBEステムは他のステムと比較してハイトが低めなので、VIBEに合わせてカットすると他のステムを使用できなくなります。しかも、誤って数mm短く切ってしまったらフォークがおじゃんになってしまうこともありえます。

上の画像は奥のリッチーステムと比較したもの。数ミリですがVIBEステムのほうがハイトが短いです。

まあ、難しいことは考えずとりあえずコラムカット。コラムカットに必要な工具はこちら。

左からソーガイド、ファミリーソー、接着剤です。

ソーガイドはアマゾンで2000円弱、ファミリーソーと接着剤はダイソーで手に入ります。

厳密にはラップとテープも必要ですが、一般家庭なら家を探せばあるでしょう。

任意のたかさにマーカーで印を付けて、あとはソーガイドを通してノコギリでギコギコ切るのみ。

本来はフォークをフレームから外して行う作業です。フレームに指したまま作業を行うと、切断時に発生するカーボンの粉がベアリング類にくっついてベアリングの消耗を引き起こしますが、私は物臭なのでベアリング類をラップとテープで密閉してカットしました。もちろん部屋には飛び散るのであと掃除が必要です。

切れました。ステム内部に最低フォークコラムハイトの印があるので、そのたかさ以上にしましょう。また、コラム断面が荒い場合はダイソーの目が細かいヤスリで削りましょう。切断面からカーボン繊維がほつれるのを防止するため、切断面に100均で購入した接着剤を薄く塗布します。

あとはプレッシャーアンカーを付け、通常通りステムを装着します。

システム重量では一体型ハンドルと大差ない or 軽いはずです。同メーカーのステムとハンドルで揃えると見た目もスッキリしますね。

VIBEステムとVIBE SL COMPACTハンドルの組み合わせはワールドツアークラスの選手でも結構観ます。代表格でいうと2020年アルカンシエルを獲得したアラフィリップや、FDJのピノーなんかもそうです。

こちらはプロ供給専用の1mm刻みステムですが・・・

来年外で実走するのが楽しみです。そのまえにZWIFTでしっかりオフトレしなくては・・・

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