【ホイールインプレ】HUNT Aerodynamicist 44 carbon spoke【HUNTホイール】

前回の記事からお久しぶりです。

遂に待ちに待ったハント エアロダイナミシストホイールが到着したので、到着までのレポートとインプレをしてみようと思います。

(2021年1月追記:なんと今シーズンからUCIワールドツアーでHUNTホイールが使用されることになりました。やはりトップレースで使用される機材というのはなんだか嬉しいですよね。)

注文ー到着まで


前回の記事でも紹介した通り、ハントホイールは受注生産制なので注文してからしばらく待つ必要があります。
当初の納期は8月頭だったのですが、コロナの影響か何か分かりませんがメールで、「ごめん!送れます!代わりにオマケ入れておくね!」という旨のメールが。
まあ仕方ない。

発送メールが届いてから待つこと3日。流石配送料金だけで60ドル取られるだけあって英国からの発送でも爆速で届きます。

開封

ドンッ


The chase is on.
シビれる!

ご対面です。

とても見た目がいい。最近流行の情報量が最小限なデザインです。バイクもオールブラックなのでインスタ力うなぎ上り。

オプションでチューブレスタイヤ装着を頼まなくてもチューブレスリムテープは付属。

フリーボディ噛み込み防止用に金属のプレートがはまってます。1000W以上頻繁に入力するのでこれは助かる。

ディスクブレーキロックリングも付属してます。写真で取るのを忘れていましたが、6ボルト用アダプター、チューブレスバルブも付属。

きっちりハブも専用設計。廉価ホイールにありがちなJベンドスポークでは有りません。それに、20万切りのホイールでなんとカーボンスポークです。
ディスクブレーキの宿命か、ハブのエアロ性能はちょっと悪そう。

インプレ


届いてからとりあえず合計100km 2000upくらいしてホイールをシェークダウンしました。
結論を先出しにすると、30万クラスのホイールと同等の走りと言ってもいいのではないでしょうか。もちろんR社のアレや、Z社のギザギザのヤツや、C社のなんとかワンや、LW社のアレの方が軽くてよく走るのは間違い無いと思います。ただ、このホイール15万しないんですよね。

まず語るべきは重量がとても軽いこと。ディスクブレーキフラグシップモデルでも1300g台なら大分軽い方ですが、このホイールは15万しないで1398g。30万クラスのホイールと勝負できるスペックです。

ダンシングでの振りも圧倒的にしやすい。カンカンな剛性ホイールのため、ぐいっと上りで700Wほど入力してもかなりの高効率で推進力に変わっている感じ。感覚的には昔のアルミスポークキシリウムに近い反応。
カンカンな反応なのに、カーボンスポークのおかげか振動吸収性が非常にいいです。しっかり路面に吸い付いてトレースする感覚が得られます。

そして、スポーク数が一般的なスチールスポークホイールよりも少ないのもメリット。横風の影響が体感できるほど小さくなります。高速域では横風に煽られたりしますが、こちらはリムの設計が良いのとスポーク数のおかげでそれとは無縁です。

50km/hからの加速もぐんぐん伸びます。極端な上りレイアウトのレース以外はこれ1本で全地形こなせるホイールです。40km/h巡航まではよいよい。

このホイールの前はP社の50mmハイトホイールを使っていました。今回のホイールはハイトが44と下がっているにもかかわらず平地がより楽になったように感じます。

総論

ありきたりに言うとマストバイなホイール。

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かっこよくて登れて速くて安い。納期が長いので、来シーズンが始まるまでに一本注文してみてはいかがでしょうか?

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