SHIMANO Di2 シートポスト内蔵バッテリー取り外し

Vitus Vitesse Evo CRi のシートポストをセットバックゼロのものに交換するので、完成車に付いてきた純正シートポストを取り外し、シートポスト内臓バッテリーを取り外しました。完成車で送られてきたので、シートポストにどの様な状態でバッテリーが付いているかは知りませんでしたが、シートポストを外して中を見てみたところ、どうやら複雑な機構でバッテリーが保持されているわけではなさそうなので、力技で外しました。

フレームからシートポストを抜いた状態です。バッテリーとFD/RDを繋ぐケーブルが接続されていますが、抜きます。

フレーム内部に誘導されているケーブルはテープなどでフレームに固定しておくと作業しやすいです。誤ってフレーム内にケーブルが全部入ってしまったらシートチューブからケーブルを助け出すのに苦労します。もし入ってしまったら、ハンガーで釣りをするか、J形状のスポークで引き出すしかありません。

一部のエアロシートポストや専用設計のフレームでは、バッテリーを内蔵するための収納機構があるものもありますが、Vitus Vitesse Evoはノーマルな27.2mm径の汎用シートポストです。Vitusのページを調べてみてもシーポスについての情報は大したものが載っていません。

ですが、まあ、ひと目見た感じこれは径ぴったりのシムが挟まって摩擦によって固定されているだけでしょう。となれば、あとは力技で抜くのみ。バッテリー抜き用の工具なんて都合のいいものはありません。

ところが多少衝撃を加えてみてもバッテリーは抜けませんでした。そりゃあ、載っている途中でシーポスから抜けたら一大事ですからね。シートポスト内径と同じくらいのなにか筒状の形状のものを探して、それを下に被せる形で衝撃を与えて抜くことにしました。

シマノのクランクの内径がシーポスと同じくらいだったので、テープでシーポスの下切り口面を覆い、クランクの穴にシーポスを打ち付ける形で衝撃を加えました。

すると、バッテリーの頭が1cm程度出てきたので指を引っ掛けてバッテリーを引っこ抜きました。

SHIMANO アルテグラ Di2 シートポスト内蔵バッテリーの引き抜き成功。あとは新しいシートポストにピッタリ合う径のシムをはさみねじ込むだけです。

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