KASK Valegro レビュー

今回は去年購入したKASK Valegro ロードヘルメットのレビューをします。

ロードヘルメット最軽量クラス

KASK Valegroは、Sサイズ重量がメーカー公表値180 gのロードヘルメットの中でも最軽量クラスの部類に入ります。200gを下回るロードヘルメットで思いついた3種類を比較してみました。

価格は、メーカー公表の税抜価格(円)です。
重量は、最小サイズのメーカー公表の重量(g)です。

主要メーカーの中では、価格、重量、入手性等々考えると上に挙げた2種類が比較検討先となるでしょう。僕のバイクはスペシャもなんでもないですし、日本で走るとみんなOGKフレアーorR1なんてことになりがちなので、個性を意識してValegroを買いました。

メリット①:見た目が良い

完全に個人の好みなのですが、見た目が良い。カラー展開が多いのもいいですね。

メリット②装着感が良い

とにかく軽く、深くかぶることができる形状になっているので、(実際の安全性は別として、)安心感があります。数年前、超軽量ロードヘルメットのKOOFUを使用していたのですが、軽さはほぼ同等、装着感はKOOFUよりもいいです。

メリット③アイウェアとの相性良し

見た目の話ではありません。この様な軽量ヘルメットを使うシチュエーション(過酷な登りコース)では、度々アイウェアを外してヘルメットのベンチレーションに刺すことが多くなると思います。オークリー ジョーブレイカーを愛用しているのですが、オークリー社のアイウェアとの相性は非常に良いです。アイウェアを刺すとアイウェアのフレームに負荷がかかったりする形状のヘルメットもありますが、こちらはGOOD.

メリット④キャップが付属

キャップの使用を前提として設計しているらしく、キャップが付属品として付いてきます。お得感があります。また、前述した設計のおかげでキャップを被っても快適度が高いです。

メリット⑤クーリング性能が高い

真夏になると30度後半になることも多いオーストラリアでずっとこのヘルメットを使用していたのですが、本当にきつい猛暑日にはこのクーリング性能が生きます。30km/hほど出ていれば頭がスースーして快適です。

デメリット①エアロ性能が悪い

KASKからはオールラウンドヘルメットのPROTONE、エアロモデルのUTOPIAが発売されていますが、このValegroは高速巡航時のエアロ性能を重視したモデルではなく、エアロ性能は悪いようです。40km/h巡航時にXXワットのロス、といった定量的な検証はされていないようです。

デメリット②本当に安全?

180gの軽量ヘルメットというだけあって安全性に不安があります。まだ落車したわけではありませんが、シリアスなシチュエーションで頭を打った場合を考えると、すこし怖いように思えます。安全性を考慮するならば、MIPSを装着したヘルメットを購入すべきです。

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