ちょっと前の話ですが、オーストラリアにワーホリで引っ越してすぐ仕事で道交法違反をして違反切符を切られたのでその話をしようと思います。なんと、オーストラリアの交通違反金は場合により反省文で撤回される場合があります。もしあなたがオーストラリアで違反切符を切られてもあきらめずに反省文を送ってみましょう。レンタカーを借りようと思っている旅行者の方にも有益な記事になること間違いなしです。
オーストラリアに引っ越してきてすぐに仕事で車を運転しているときに、お恥ずかしい話なのですが、赤信号無視と速度違反をしました。オーストラリアでも違反を取り締まる方法は、日本と同じようにオービスと覆面パトカーの2種類が主流。私は、間抜けなことにオービスに引っかかりました。
オービスの手前にはカメラが有ることを示す看板があります。なお、こちらのオービスはこのような見た目です。
オーストラリアのオービスは、速度違反を+7km/hあたりから取り締まり、赤信号無視に関しては(当たり前ですが)0.1秒からです。日本であれば、60キロ制限の道路でも70キロあたりまではグレーゾーンで見逃されたりしますが、オーストラリアの覆面パトカーは+1キロでも厳しく取り締まってきます。
私は、
・1~10km/hの速度違反
・+0.9秒の赤信号無視
で2度引っ借りました。
周りの知り合いが違反で払った金額を聞くと、違反に対しての違反金額は以下のとおりのようです。
・ながらスマホ:500ドル程度
・赤信号無視:400ドル
・10キロ未満の速度違反:180ドル
・駐禁:100ドルor車差し押さえ(駐車場所による)
高いですね。安全運転に努めてルールは守りましょう…
違反を犯すと、1ヶ月~2ヶ月ほどで登録している住所に手紙が届きます。手紙には違反の内容、違反金の支払い方法が記載されております。白抜き部分は住所、名前、車のナンバーです。
①違反金
②支払期限
③その他の方法
④支払い方法

普通ならば違反金を支払って終わりなのですが、オーストラリアでは、反省文を書けば違反金を免除される場合があります。違反金免除が認められやすい条件としては、
・軽微な違反(たとえば1~10km/hの速度違反等)であること
・初犯であること
等です。私は反省文を赤信号無視用と速度違反用で2度提出しましたが、速度違反は免除されたものの、赤信号は免除されずに400ドル支払いました。
政府のウェブページ(違反通知の紙にリンクが載っています)に以下の内容の反省文を送ります。
反省文の例文

反省文はもちろん英語で書きます。反省文の原則としては、
・自分が犯した違反を認めること(言い訳をしてはならない)
・反省の意を示すこと
・これからは法を尊重し、違反を犯さないことを明言すること
上記の例文はネット上で転がっていたものです。
また、違反金の支払期限が紙に書いており、これを過ぎると超過料金を徴収するぞ的な内容が書かれているのですが、反省文を送ると反省文の査読に時間が必要なため、違反金支払期限は保留になります。期限がギリギリでも反省文を出したほうがお得です。
また、これはホントはやっちゃダメなのですが、数度違反を犯し、全く違反金を支払わずに日本に一時帰国した知り合いも居ます。再入国時にイミグレーションで揉めそうなものですが、再入国時にも何もトラブルはなかったとのこと。
ただ、速度違反も手紙の無視もしてはダメですよ皆さん。