【レースに出ないで楽しむ ニセコクラシック2019 レース観戦現地レポート】

7月7日の七夕(北海道の七夕は8月ですが)に開催された、ニセコクラシックにフォトグラファーとして参加してきました。

クラス別140kmまたは70kmで争われるワンデーレースであり、道内有数の観光地ニセコで開かれる大会とあって出走者の数は1000人越え。国内の本格的なアマチュアロードレースとしてはツールド沖縄に次ぐ規模ではないでしょうか。コースも山岳メインのワンウェイコースであり走るととても楽しい(と同時にツライ)です。沿道から受ける声援は他のレースとは一線を画すほど大きいですしね。

2015, 16年に選手として参加したことがあるのですが、ここ数年で見違えるほど大きな大会になりました。世界有数のスキーリゾートとして有名なニセコで開かれる大会というだけあって、国際色豊かな参加選手を見られるのも特徴ですね。また、ニセコおよび倶知安町では、クラシックが開催される7月6日, 7日はあちこちで自転車関連のイベントが催されたりしていて自転車乗りにとってはハッピーな週となっております。

私も、7月5日(金)にリズムジャパンさんが開催していた、クラシック直前グループライドに参加しました。羊蹄山麓の綺麗な道を2時間ほどゆっくり走る素敵なライドで、オーガナイズもしっかりしていたので楽しめました。ライド後は無料のバーベキューもありましたし(オーストラリア人ってバーベキュー好きよね)。

こんな景色の中を走ることが出来ます。気持ちよかった~~~!

レース出走前の選手たちの真剣な表情を取りにスタート地点のヒラフウェルカムセンターに向かいました。今日の天気予報は最高気温26度の晴れ予報。朝方はやや寒い中のスタートとなりました。数年前選手として出た時は土砂降りのスタートだったので羨ましかったですね。

少し寒いが半袖で十分
レース中の荷物預かりサービスもある。ソロ参戦でも安心だ。
レース直前に生演奏で選手を盛り上げてくれる。

ニュートラルバイクはコーダーブルーム。

プロさながらのポディウムです。勝てばここで表彰式!

レース出走前のヨネックスブースには出走前の山の神こと森本誠選手が。「さて、行きますか!」と自分を激励するように出走レーンに向かっていきました。

出走前のブースには、補給や不意のメカトラに対応できるよう地元のバイクショップが出店していました。モンハンのクエストに出発する前みたいですね。


出走前の自転車たち。ハイエンドモデルしかないですね。

お、北大!頑張って!

そして、6時25分。年代別スタートでニセコクラシックのパレード走行が始まりました。Allez!

スタートを見送り、すぐさま写真撮影のために車に乗り込みポイントに向かいました。が、途中で一緒に行動していたチームメイトと「コーヒー飲みたいなあ」と欲望に負けてしまい、コンビニでコーヒーを買うことに。その結果メイン集団から数分遅れで撮影スポットにたどり着くという醜態に。なんてこった…

コーナーで撮影をしていると、周囲に落車したと思しき方々が立っていました。集団から千切れた方々をシャッターに収めてから、コーナーで立ち竦んでいる方々にお話を伺うと、フィジカル面でのトラブルだったり、メカトラで立ち往生しているようです。

そのうちのお一方が、クリンチャーのパンクだと仰っていたので、たまたまスペアチューブを持ち歩いていた我々がすぐさまチューブを交換してレースに戻っていただきました。完走できたかなあ。

その後、別の撮影スポットに移動して撮影を再開。今度はきちんと集団が来る前に到着しました。

70kmレースの逃げ集団。

70kmレースのメイン集団。

140kmの逃げ集団。ROPPONGI EXPRESSの選手が強力に逃げ集団を牽引しています。

140kmのメイン集団。アマチュアサイクリスト界の有名人、森本氏もこの集団に。


集団から遅れる形で元シマノレーシングの小橋選手も通過。トラブルでブレーキしたよう。

撮影を終えて、次はフィニッシュ地点(スタート地点と同じ)に向かいました。ラスト1kmはガッツリ上りのスプリンターにはキツイレイアウト。チームメイトはフィニッシュ地点の後ろで、私はフィニッシュ地点の手前で撮影していました。先頭がフィニッシュしてからしばらくシャッターを切り続けていたので、参加者の大半は撮影できたかなあと思います。フェイスブックに写真をアップしていますので、気になる方は見てみてください。

最近フィッティングビジネスがうまく行ってそうな元シマノレーシングの小橋選手。トラブル?で遅れたよう。ポジションに悩むサイクリストはYURI Fit受けましょう(ダイレクトマーケティング)。

最高のロケーションのなかフィニッシュ。先頭集団はかなり速かったようですが、集団が過ぎてからもひとり旅で帰ってくる選手がポツポツと。さまざまな脚力の方が参加できる点も素晴らしいですね。

大体の選手がフィニッシュしたあとは、フィニッシュ地点の出店めぐりも可能です。羊蹄山麓周辺のグルメや地元の野菜などが売っています。邪悪なサイクリスト向けに冷えたビールも売っていますよ笑

地元ニセコのレンタルバイクショップ、RHYTHM.サイクルガイドツアーもあります。

そしてもちろん、自転車関連の出展ブースもたくさんあります。まずは低フリクションハブで有名なゴキソ。

日本発のフレームメーカー、ヨネックス。

筆者が気になっているLAKEシューズ。

マッサージブース、TCS Dream。みなさんピースしてくれました。

その他にも沢山。

レース観戦だけでも十分に楽しめるニセコクラシック、皆さん是非いらしてみてください。

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