13日間の台湾旅行の途中でカバラン蒸留所を見学してきました。
カバランウイスキーとは
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カバランといえば、5大ウイスキー(スコットランド、カナダ、アメリカ、アイルランド、日本)に続く新馬として知られている新興ウイスキーブランドです。2008年にカバランブランドでウイスキーのリリースを始め、現在まで数々のウイスキーをリリースしています。
ウイスキーと言えば、スコットランドのような比較的荒涼としており、湿った土地でしか上質なウイスキーは製造できないと考えられていましたが、カバランはその常識を打ち破ったウイスキーです。
かくいう私も、「ウイスキーと言えばスコットランド」といつも言い、頑なにカナディアン・ウイスキーやバーボンを飲みませんが、そんな頑固な私でも台湾のカバランウイスキーは手放しで美味しいと思えるウイスキーです。
もちろん、銘柄によって味は左右しますが、カバランといえば濃いフルーツのような香りと濃いバニラやナッツのような香りが有名です。
台湾人の友だちに聞いてみると、「カバラン」とはこの土地に住んでいた原住民族の呼び名であり、いくつかの部族のうち、「平地に住む人々」という意味だそうです。豆知識でした。
見学
蒸留所は台北市内から車で約1時間程度。

今回は車を使ってきました(試飲出来なかった)。蒸留所にはいくつかパーキングエリアがあり、全て無料で利用できます。結構なスペースがあったので、混んで止められなくなるということはなさそうです。

駐車場から通路を暫く歩くと入り口。

さて、入り口。記念写真をパシャリ。
中に入ると今まで受賞した賞が紹介されています。
見学コースでは、どの蒸留所でもありがちなウイスキーの基本について説明がなされています。このへんのアトラクション性で言えばやはりスコットランドのほうが凄いかな…
ガラス越しにポットスチルも見ることが出来ます。6基設置されています。
熟成中の樽も見ることが出来ます。

見学棟と別の建物にある試飲・レストラン・ギフトショップの建物にやってきました。

試飲は時間制になっているようです。どうせ車なので飲めませんが… 1回3種類、600元(2000円程)です。日本ではボトル1本1万くらいのものを3ショット飲めるわけなので、安いですよ!

ギフトショップではフルボトルから、試験管のようなミニボトルまで売っています。

フルボトル売りされている銘柄全てにミニボトル版もあり、お土産に最適です。なかなか一本だけを決めて買うのって酷なことですからね。全部欲しい!

飲み終わった後もインテリアとして使えそうなおしゃれ感です。

試飲場、ギフトショップの上には、コーヒーショップ(MR. BROWN)もあります。
実は、カラバンウイスキーが設立される前、母体となっている金車ブランドは、コーヒー卸売のブランドのようで2階で本格的なコーヒーが飲めます。この、MR. BROWNコーヒーショップのメニューの中にはウイスキー入りのメニューも有ります。残念ながら私はドライバーなので試せませんでした…