フィッティングで気をつけたい6つのこと(6 Hacks for the perfect fitting)【GCN和訳】

フィッティングで気をつけたい6つのこと(6 Hacks for the perfect fitting)【GCN和訳】

2019年5月14日 0 投稿者: Takuya M


本記事はGlobal Cycling NetworkがYoutubeに投稿している動画「フィッティングてで気をつけたい6つのこと(6 Hacks for the perfect fitting)」の内容を和訳したものです。

サドル高ををぴったりに設定することはそれほど難しくありません。ただ、少しそれらを変えると、サドルの上での安定性や快適性、もちろん速さにも大きな影響が出ます。

プロのバイクフィッティングは価格が高かったりします。そこで、今回はいいポジションを探るための6つのコツを紹介します。

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1.ハンドルバーの向き

まずはハンドルバーの向きについて。ハンドルバーの向きなんて最初にやる内容ではないと思う方もいると思いますが、ハンドルが送られているか、しゃくられていた場合、その他のポジションのフィーリングに大きな影響が出ます。

例えば、ブラケットの位置を遠くにすると、ブラケットとサドルの落差が大きくなり、リーチが増し、より空気抵抗に優れたポジションを取ることができます。

左:ブラケットが近い 右:ブラケットが遠い

逆にブラケットの位置を近くすると、リーチが短くなり、がっちりした感じになります。

是非ローラーの上で実験してみましょう。

2.コンパクトハンドルバー

ハンドルの角度と同様にハンドルの形状を変えることにも是非トライしてみましょう。コンパクトハンドルは比較的最近使われ始めたもので、この10年くらいで言えば非常に一般的なものになっています。昔の丸ハンでは、ブラケットとドロップ部の落差が大きすぎると言われています。

多くのライダーにとっては昔ながらのハンドルのドロップ部は低すぎます。コンパクトハンドルを選べば、ドロップ部を握った状態でも比較的快適に長時間を過ごすことができます。

3.サドル後退幅

次はサドル後退幅について。極端な例について話すと、昔ながらのロードバイクでは、サドル後退幅を比較的大きめにとっていて、タイムトライアルバイクではサドルをかなり前出しして乗っています。

もし誤ったサドル後退幅で乗れば、パワーがうまく出ませんし、膝の関節に悪影響が出ます。サドルが後退しすぎていると膝に高い圧力がかかっているという報告もあります。

サドル後退幅を調整すると、もちろんハンドルバーとの距離も変わってしまうので、ハンドルも合わせて調整する必要があります。

4.サドル角

数年前UCIはUCIが規定するレースでは、サドルに角度をつけることを禁止しました。

サドル前方を下げると、有意にパフォーマンスに影響するためです。ただ、ほんの少しだけ角度をつけると、体が前方に向き、よりエアロダイナミックなポジションを取ることができます。

登りで角度がついた場面でも、道路に対して完全に水平なサドルよりも前下りサドルのほうが、より水平に近いサドル角になるため快適に登ることが出来ます。

5.レバーリーチ

バイク中で調整可能なパーツの中では最も小さな変化しかないパーツですが、不思議なことにここをいじると大きな違いを感じることができます。

バイクの安定性や、コントロール性等。手が小さくても、調整さえすればブレーキを握ったり、ギアを変えたりする動作が容易になるためです。ただ迷惑なだけであればいいのですが、悪い場合は危険が生じます。

6.クランク長

最後はクランク長について。これはちょっとお金がかかります。なので、まずは買う前に長さの違うクランクを借りてみたりして実験してみましょう。最適なクランク長を考慮するには以下の要素を考えると良いでしょう。まずは、どのようなタイプのライダーか。次はよく使うケイデンス域はどれくらいか。もちろん足の長さも重要です。

最近のトレンドでは、昔よりも少し短いクランクを使う人が多いようです。ハイケイデンスではショートクランクのほうが回しやすいと言われています。TTライダーやトライアスロンをする人にとっては、ショートクランクのほうが脚の開き方が狭まると言われており、よりエアロなポジションをとることが出来ます。

もしエアロポジションでパワーを出そうと考えているなら、クランクを短くすることは価値があると思います。ただひとつ思い出してほしいのは、クランク長を変えたらもちろんサドル高も変わるということ。

例えば、もしクランクを2.5mm長くしたら、サドル高は同様に2.5mm下げなければいけません。