アベンジャーズ インフィニティ・ウォーのセリフで学ぶ英会話(日本語&英語)

アベンジャーズ インフィニティ・ウォーのセリフで学ぶ英会話(日本語&英語)

2019年5月3日 0 投稿者: Takuya M

さて、アベンジャーズ/エンドゲーム盛り上がっていますね。本記事では、エンドゲームの前作にあたるアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでヒーロー・ヴィラン達の会話から特に印象が深かったものをピックアップして紹介します。今回はいくつかの英文しか取り上げていませんが(もちろん全部となると膨大な時間がかかるので)、見てほしい映画やセリフなどリクエスト等があればコメントにて受け付けます。

タイトルに、「セリフで学ぶ英会話」とあるとおり、原文と訳文(DVD版、劇場版で訳が若干異なる場面もあります。)を比べた上で、軽く説明しようと思っています。

また、本記事はアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのネタバレを含む恐れがあります(エンドゲームについては言及していません。)。ネタバレが気になる方は本記事を読まれないことをおすすめします。

それでは行きましょう。

最初はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが宇宙に漂流するソーを救出する直前のシーンから

Peter Quill: Alright, Guardians. Don’t forget, this might be dangerous, so let’s put on our mean faces.
クイル:さあお前ら。忘れるなよ。危なそうだからな。真剣そうな表情で行くぞ。

Put on ~: ~のフリをする。~を着る。~を身につける。
Mean faces: 怒ったような顔
Put onは多くの意味を持つ単語ですが、この場合は「~のふりをする」の訳が正しいでしょう。救助に向かう途中だとしても、あのガーディアンズ達が真面目な訳はありませんから笑

また、調べたところmean facesは、調べたところ怒ったような顔だったり、脅かされたような顔という意味のようです。この場合は上記のような真剣な表情というのが正しい意味でしょう。

次は、宇宙船(空飛ぶドーナツ)の中でトニー・スタークとピーター・パーカーが再会したシーンから。

Tony Stark: This is a one-way ticket. Do you hear me? Don’t pretend you thought this through.
トニー:片道切符なんだぞ。訊いてるのか?考えたようなふりをするな。
Peter Parker: I did think this through. You can’t be a friendly neighborhood Spider-Man if there’s no neighborhood. Okay, that didn’t make sense but you know what I’m trying to say.

ピーター:考えたよ!でも、「親愛なる隣人」でいたくて。変なこと言ってるの分かってるけど、言いたいこと分かるよね?

One-way ticket:片道切符(米) ちなみに、イギリス英語ではsingle ticketです。

Make sense: 意味を成す。That make senseで、「なるほど(意味がわかった)」というような使い方です。逆に意味がわからないときや、理解できないときはThat doesn’t make senseと返しましょう。

ピーターの発した、”You can’t be a friendly neighborhood Spider-Man if there’s no neighborhood. ”は、直訳すると「もし隣人がひとりも居なければ、親愛なる隣人にはなれないよね?」といった具合です。あなたの親愛なる隣人でいたいんだよ!みたいな意図で言っているんでしょう。ピーターはトニーが大好きですからね。

最後に、ピーターが言った、”you know what I’m trying to say.”は、直訳すると「僕が言おうとしていること分かるよね。」という意味です。What I’m trying to sayで、「言おうとしていることです。」たとえば、「僕が言おうとしていることは…」と言いたい場合は、”What I’m trying to say is…といった具合です。口語の会話でよく使う表現なので覚えておくと良いかもしれません。

次は宇宙船に捉えられたドクターストレンジを助けるプランを立てるアイアンマンとスパイディの会話より

Tony Stark: See him down there? He’s in trouble. What’s your plan?
トニー:下のあいつが見えるか?困ってる。いい案はあるか?

Peter Parker: Um. Okay, okay. Uh … Okay. Did you ever see this really old movie Aliens?
ピーター:うーん、そうだな。昔の映画の「エイリアン」って見たことある?

この直後に映画エイリアンのエンディングと同じ方法でエボニー・マウを撃退します。

マーベルシリーズは映画エイリアンが大好きですね。MCU作品ではありませんがデッドプールも、ネガソニックティーンエイジのことをリプリー(映画エイリアンの主人公で坊主頭の女性)と呼んでいましたし。このピーター・パーカーはいくつなんでしょう。名作と言えど、エイリアンなんて79年に公開された映画ですからね。

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(右)とリプリー(左)

次は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがトニー、ピーター、ストレンジと合流したシーンから

Peter Quill: Everybody stay where you are, chill the F out! I’m going to ask you this one time, where is Gamora?
クイル:全員動くな!一度しか言わないからな!ガモーラはどこだ!
Tony Stark: Yeah, I’ll do you one better. Who’s Gamora?
トニー:俺にも言わせてくれ。ガモーラって誰だ?
Dax: I’ll do you one better! Why is Gamora?
ドラックス:俺も。なんでガモーラなんだ?

Chill the f*** out: 落ち着け!(少し強い言い方で、尚且少し汚い言葉です。)

Do you one better: 言わせてほしい。教えてあげようといったニュアンスを含むようです。

クイルがトニー、スターク、ストレンジをサノスの手下だと思って攻撃するシーンです。話の噛み合っていない感じがなんとも笑えます。

スパイダーマンがマンティスと対峙したシーンでは、「うわあぁ!僕に卵を産まないで!」と言っています。これも映画エイリアンに登場するエイリアンが、人間の体内に卵を産み付けるところから来てるのでしょう。

次はガーディアンズのメンバーとアベンジャーズのメンバーが作戦会議をしているシーンから

Peter Quill: I like your plan, except it sucks. So let me do the plan, and that way, it might be really good.
クイル:悪くないけどサイテーだ。俺に計画を練らせてくれ。もっとイケてる。Drax: Tell him about the dance-off to save the Universe.
ドラックス:ダンスバトルとか?
Tony Stark: What dance-off?
トニー:ダンス?
Peter Quill: It’s not a, it’s not a, it’s not…
クイル:違う。違うんだそれは…
Peter Parker: Like in Footloose? The movie?
ピーター:フットルースみたいに?
Peter Quill: Exactly like Footloose. Is it still the greatest movie in history?
クイル:そう!まだ歴代最高?
Peter Parker: It never was.
ピーター:全然。

Sucks: クソ。サイテー。あまりきれいな言葉ではありません。何かを強く否定したいときに使う単語です。

ドラックスのセリフを観てみましょう。Tell him about the dance-off to save the Universe.”

字幕では、「ダンスバトルとか?」の短い文に訳されていますが、直訳すると、「ダンスバトルで宇宙を救ったことについて彼(トニー)に教えてやれよ」と言っています。クイルがダンスバトルで宇宙を救った話は下の動画か、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを見てください。さすがのドラックスでもダンスバトルはバカっぽいと気づいていたのでしょうか。

ここでもピーターの映画オタクぶりが発揮されています。「フットルース」は今の50代?あたりのオジサン世代が知っているケビン・ベーコンが主演のダンスや音楽をテーマにした映画です。

昔は一斉を風靡したようですが(筆者はその次代を知りませんが)今は知っている人のほうが少ないように感じます…

次は地球に残されたアベンジャーズの面々がワカンダに助けを求めてやってくるシーンから

Okoye: When you said you were going to open Wakanda to the rest of the world, This is not what I imagined.
オコエ:陛下が開国なさると仰ったとき、もっと他のものを想像していました。

Rest of the world: 世界(のその他の地域)。単純にthe worldでも意味の通った文になりますが、rest of the worldということでワカンダ以外の地域に限定していることがわかります。

このシーンでは異国人が今まで入ることのできなかったワカンダの本土にローディやブルース・バナー博士が、ヴィジョンの修理(治療?)を求めて入ってきています。つまり単なる異国への技術提供ですね。オコエはそんなつまらないものより、オリンピックやスターバックスがワカンダにやってくることを望んでいたようです。

ワカンダで戦闘中に、グルートとキャプテン・アメリカが邂逅するシーンから

Groot: I am Groot.
Steve Rogers: I am Steve Rogers.

グルート:俺はグルート。
ロジャース:僕はロジャース。

グルートは知性を持った地球外生命体で、話せる言葉は「俺はグルート」しかありません。このシーンでは生真面目なロジャースが自己紹介されたと思って、彼も自己紹介で返す面白いシーンです。

次は、サノスが人類の半数を消し去った後に惑星タイタンでドクター・ストレンジが発した言葉。

Doctor Strange: We’re in the endgame now.

ドクター・ストレンジ:後がなくなったな。

Endgameは、日本語で終盤戦や大詰めを意味する単語。インフィニティ・ウォー公開時は次回作のタイトルが公開されていませんでしたが、この意味ありげなセリフから次回のタイトルはエンドゲームではないか?と推測する本国のファンが後を経ちませんでした。

ちなみに、ストレンジの発した言葉を直訳すると、「我々はエンドゲーム(大詰め)の最中だな。」といった具合でしょうか。