【アベンジャーズ/エンドゲームを楽しむために 「で、結局何を見ればいいの?」】

いよいよマーベルシネマティックユニバース(MCU)の集大成と言われるアベンジャーズ/エンドゲームが公開されましたね。MCUとは2008年に公開されたアイアンマンを起点とする、ひとつの世界を共有する映画シリーズのことです作品一覧はwikipediaを参照すると良いでしょう。

しかしながら、エンドゲームが公開されるまでにリリースされたMCU作品の数は22作にも及びます。そのため、全部見るにはなかなか大変…(とは言っても全部面白いので見るのは苦ではありません。)。エンドゲームを見て頭にハテナマークが浮かんだ方も多いでしょう。

MCU作品は基本的に公開順に見ていけば話が繋がるのですが、全部を見る時間はない!とにかく速くエンドゲームのストーリーを追いたい!という場合はこの記事に従えばストーリーを追っていけるはずです。

本記事では、エンドゲームに関わりの深い作品を順に列挙していきます。SNSではエンドゲーム最短ルートと呼ばれていますね。アドベンチャーゲームのやりすぎではないでしょうか。

もちろんですが、本記事は筆者の独断により書かれたものです。公式の見解等は全くありませんのであしからず。また、本記事にはマイルドなネタバレが含まれている恐れがあります。予告編等から察することのできる程度のネタバレしかないはずですが、極端にネタバレを嫌う場合はご注意ください。もちろん、エンドゲームの結末に関わるようなネタバレは含まれておりません。

★★★★ 最重要

・アベンジャーズ(2012年)

アベンジャーズ第一作目!今までバラバラだったヒーローたちがようやく一同に集い、力を合わせて戦う。あの有名なセリフ、「アベンジャーズ・アッセンブル!」「ハルク、暴れろ。」はこの作品で見られる。既にこの時点から裏でサノスが手を引いている。インフィニティ・ストーンうち、2つも今作で登場する。ひとつは、四次元キューブ(テッセラクト:スペースストーン)。もうひとつは、ロキの杖であるセプターにあるマインドストーン。

・アイアンマン3(2013年)

アイアンマン一作目、二作目を見てなくてもアベンジャーズを見ていれば十分に見れる!いや、でも1くらいは見ておいたほうが良いかも。アベンジャーズの戦いでトニーの心に訪れた変化を知れば、後のアベンジャーズシリーズで見られる彼の行動にも納得できるはず。

・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)

アベンジャーズ二作目。ニューヨークの戦いのその後のアベンジャーズの姿が描かれる。ストーリはーターミネーター2と同じような感じ。暴走したロボットを止める話。スカーレット・ウィッチ、ヴィジョンの登場作も今作。なんでヴィジョンは額にマインドストーンがあるの?知りたければ本作を見るしか無い。ちなみに、ソーのハンマーは嘘偽りのない高潔な心を持つ人間にしか持ち上げられないのだ(ソーはバカ正直なので持ち上げられるのかな?)。

・シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)

アベンジャーズ2.5と呼ばれる本作。それらしいヴィランは登場せず、タイトルの通りヒーローチーム内の争いに焦点を当てた作品。この作品以来、エンドゲームまでキャプテン・アメリカとアイアンマンは再会していない。エンドゲームで彼らが再会したときの気持ちを推し量りたいのであれば、見なければならない。ちなみに、ブラックパンサー、スパイダーマンの登場作品は本作。

・アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)

制作陣はそれぞれ独立した作品だと主張しているが、実際のところエンドゲームはインフィニティ・ウォー Part 2にあたる作品なのでこれを見ていないと完全に置いていかれる。なぜサノスとアベンジャーズが衝突することになったのか?アベンジャーズ最大のヴィラン・サノスのパーソナリティを知るには本作品を見るより他ありません。

・アントマン&ワスプ(2018年)

アントマンとその相棒(彼女)ワスプが奮闘するお話。本作で登場する量子世界がエンドゲームのストーリーに大きく影響してくるので必見の作品。

★★★☆ 重要

本筋に関係がある。または、主要人物に関する重要事項が描かれている。

・アイアンマン(2008年)

MCUの出発点にして、アベンジャーズビッグ3のうちの一人であるトニー・スタークのオリジンに関する話。アベンジャーズの超重要人物なので、アイアンマンのオリジンを見ないことにはアベンジャーズは始まらない。最後のセリフは超印象的。「私がアイアンマンだ。」

・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)

こちらもアベンジャーズ超主要キャラの一作目。舞台はWW2のアメリカで、キャプテン・アメリカのオリジンが描かれている。トニー・スタークと彼が居なければアベンジャーズは存在しなかった。

・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)

ファルコン、バッキー(ウィンター・ソルジャー)の登場作。アベンジャーズ2.5と呼ばれているキャプテン・アメリカ/シビルウォーの話とほぼつながっているので、可能なら見てほしい。最初のシーンで「左側失礼(On your left)!」と言われて何度も抜かれるサムが可哀想…

・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)

相変わらず宇宙のアホたちが宇宙を冒険する話。インフィニティ・ストーンは出てこない。ストーリーにも関係しないが、インフィニティ・ウォーで生き残っているネビュラのパーソナリティについて語られている。

・スパイダーマン:ホームカミング(2017年)

アイアンマンとキャプテン・アメリカの大ファンの高校生がヒーロー活動をするお話。おそらく、というか間違いなくピーター・パーカー(スパイダーマン)はアイアンマン派ですね。トニー(アイアンマン)とピーター(スパイダーマン)の友情を知れば、インフィニティ・ウォーで彼を失ったトニーの心情を少し知ることができるかもしれない。「ハグはまだだ。」

★★☆☆ 重要ではない

エンドゲーム本筋には関係しない。インフィニティ・ストーンの在り処がわかったりする。

・マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)

相変わらず中のいい神様兄弟を見られる。本作でインフィニティ・ストーンのうちのひとつであるリアリティストーンが見られるが、その所在以外にストーリーには関係はない。ソーとロキの兄弟愛が見たければ見るべき作品だ。

・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)

宇宙のアホたちが集合してガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを名乗る話。MCU作品の中でもコメディ要素が強い。本作でインフィニティ・ストーンのうちのパワーストーンが登場するが、その所在以外にエンドゲームのストーリーには直接関係してこない。

・ドクター・ストレンジ(2016年)

天才外科医が訳あって魔術師になるお話。才能を見出されたストレンジがまたまた訳あって最高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)の称号となにやら凄そうなネックレス(アガモットの眼:タイムストーン)を前任者エンシェント・ワンから受け継ぐ。

・キャプテン・マーベル(2019年)

舞台は90年台。スーパーマン的に強い女・キャプテンマーベルのオリジンを描いたお話。若き日のニック・フューリーとフィル・コールソンも登場する。どちらかというと主人公はニック・フューリーでは?一応スペースストーンが登場する。多分キャプテン・マーベルならストーンなしのサノスに勝てる。強すぎてパワーバランスが崩れる。

・マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)

実はソーには超強い姉が居た?!死を司る姉・ヘラとの戦いでソーはハンマーを失ってしまうが…?ついでになぜか宇宙の片隅に居たハルクも回収する。もちろんソーとロキの兄弟愛は健在。訳あって最後は宇宙船で宇宙を放浪するはめに。時系列的にはこの直後にインフィニティ・ウォーの話につながる。一応ちらっとスペースストーンが映る。

★☆☆☆ 見なくても良い

・インクレディブル・ハルク(2008年)

ご存知物理最強キャラの一作目。俳優も今と違うし、他のキャラクターも一切出てこないので、エンドゲームは愚か別作品には全く関わってこない。

・アイアンマン2(2010年)

トニーの親友ローディがウォーマシンを貰った経緯が描かれているが、ストーリーには直接関係しない。でも超面白い。ウォーマシン最高!!!

・マイティ・ソー(2011年)

ハンマーから雷を出す神様が地球に降ってくる話。一応ソーはアベンジャーズの主要人物であり、彼のオリジンも此処で語られているのだが、それほど掘り下げられていないので見なくても良いかも。

・アントマン(2015年)

アリサイズのヒーロー、アントマンのオリジンに迫る。基本的にはアントマンスーツのテクノロジーを悪用されないために頑張る話なのでエンドゲームには直接関係してこない。子供のために頑張るスコット・ラングはカッコいいよ。

・ブラックパンサー(2018年)

超テクノロジーを有することを世界に隠しているアフリカの小国・ワカンダを舞台としたお話。ワカンダの国王は魔法のハーブを飲んで肉体を強化する権利を与えられている。ティ・チャラが父親ティ・チャカから国王・ブラックパンサーの称号を受け継ぐお話。インフィニティ・ストーンも出ないし、基本的には内輪揉め。

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