ダイレクトマウント式度入りロード用サングラスを作る Oakley jawbreaker

昨年の春頃にオークリージョーブレイカーを購入し、度入りレンズ化したのでレビューや価格について記事にしたいと思います。買う時期に色々と情報収集したのですが、なかなか参考になる情報が集まらなかったので、弱視のロード乗り向けに情報を一通りまとめます。

コンタクトor度入りレンズ

弱視の方が自転車に乗るには以上のどちらかを利用しなければ乗ることが出来ません。40km/h以上を維持することが可能なロードバイクでは、普通のメガネでは風の巻き込みが強くて目がとても乾いてしまうのと、日差しが強い夏場だと太陽の日差しと道路の照り返しで眩しくてたまらないことが多々あるのでサングラスは必須です。気にならない方なら良いのですが。

また、普通のサングラス+コンタクトレンズで走るという手段もありますが、前述したとおりロードバイクの速度域では風圧でコンタクトレンズが飛んでしまう可能性があります(ライド中にコンタクトを飛ばしてしまった知り合いは何人もいます)し、汗が目にはいることがあるため、個人的には度入りサングラスを着用した方がメリットが大きいと考えています。

ダイレクト方式度入りレンズorシールドインプラント式度入りレンズorインナーレンズ

度入りサングラスを作る方法は主に3通りに分けられます。簡単な説明とメリット/デメリットについて説明します。

・ダイレクト式度入りレンズ
サングラスの全面がレンズである度入りサングラス。見た目がスッキリしており、全面がレンズであるため視野が最も広いが、その分価格が高い。

・シールドインプラント式度入りレンズ
ノーマルレンズにくり抜いたようなレンズがついている度入りサングラス。視野角が広くないが、価格が少し安い。見た目は良くない。

お古のレーダーロック

・インナーレンズ式
上記2つよりも破格の安さ。ノーマルサングラスの内側に度入りのレンズをクリップで止める方式。視野角はシールドインプラント式と同等か、少し劣る程度。でも安い。何より安い。

画像はないのでグーグル画像検索のリンクを張っておきます

上記の3方式のうち、私はダイレクト式を選びました。まずはロードに乗る上で最も重要な視野角が広いことと、見た目がスッキリしていること。特に以下の画像の赤色で示したあたりの視野角がシールドインプラント式サングラスとかなり違います。

エアロポジションで前方を見なければいけないとき、スプリント前の位置取りで周囲をよく見なければならないとき本当に重宝します。

北海道で度入りレンズを作るには

日本国内でもダイレクト式のサングラスを作れるお店は限られていますが、調べた限り北海道内ではグラスタイムシバタさんしかダイレクト式サングラスのレンズを作っていないようです。札幌に出向いて作っていただきました。

フレームの持ち込みから2,3週間程度で自宅まで送っていただきました。ありがとうございます。

価格

Wiggleで13000円程度で買ったOakley Jawbreakerをグラスタイムシバタさんに持ち込みして、レンズ代56000円とフレーム持ち込み料3000円で作っていただきました。送料は無料でした。価格は変動する場合もあると考えられるのでその都度問い合わせていただきたいのですが、私が購入した際の合計を以下に示します。

13,250 + 3,000 + 56,000 = 72,250

と安い出費ではありませんでしたが、非常に満足しています。この視野の広さは他では得られないものなので。

インプレッション

見た目は、よく見ない限り普通のレンズを搭載したジョーブレーカーと変わりません。レンズが中央で分けられていますが、ミラーレンズなら気付かないレベルの段差しかありません。

レンズは中央で2枚に別れています。おかげでレンズを装着するときはちょっと面倒です。

次は重量計測。自転車乗りといえば重量計測ですからね。

左が度入りレンズ。右がノーマルレンズです。レンズの厚みがあってずっしり感がありますが、ノーマルのものと5 gの差しか無いようです。度入りレンズをインストールしたジョーブレーカーシステム全体の重量は以下の通り。

そして特筆すべき視野角の広さ。先程も書きましたが、数年間つかっていたインプラント式のレンズだとエアロポジション時と横の視野が狭くて困ったのですがダイレクト方式のジョーブレイカーならかなり広く見渡せるのでおすすめです。高い買い物でしたが、いい買い物をしたと思えるアイテムでした。

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