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【オーストラリアハーフラウンド 8日目 語学交換クラスに参加するの巻】
頭が痛い。頭のなかで何かがガンガン音を立てているようだ。心配しないでほしい。7%のコカイン溶液を注射したわけではない。頭の中でガンガンなっている音は、私のアセトアルデヒド分解酵素が有害物質を代謝しようとして出している音だ。昨日経口摂取したビール数缶、ソジュ(韓国の醸造酒)数杯が効いているようだ。この場合の特効薬は水。熱が出たらアスピリン、創傷を追った兵士にはモルヒネ、アホな二日酔いには水だ。
まったく、バカで救いようのない昨日の自分を殴り飛ばしてやりたいくらいだ。「酒に飲まれるな」と。しかしながら、ジョエル氏に招待してもらった語学クラスに参加したおかげでとてつもなく楽しい時間を過ごすことができた。海外の方々とこれほどコミュニケーションをとって過ごした時間はこれがはじめてだったので、つい楽しくてアルコールも進んでしまった。友達もたくさんできた。中高と、どちらかというと友達を作るのが上手でないタイプだったので、フレンドリーに接してくれるみんなが非常にうれしかった。
最初は4,5日でブリスベンを去るつもりだったが、折角みんなと仲良くなれたので、来週の語学クラスにも参加してからブリスベンを発つことにした。
ところで、語学クラスは、ミートアップ(meetup)というアプリからも参加の申し込みができるそうだ。日本ではメジャーではないアプリだが、海外では何か催しをする際は比較的メジャーな手段だそうだ。ある程度の規模の街で検索をかければ、だいたいどの街でも語学クラスや旅行者が集うパーティが催されている。何かしらの機会で海外に飛ぶならおすすめだ。北海道札幌でもいくつかイベントがみつかる。
この日の半分はアセトアルデヒドが引き起こす諸症状に苦しんでいた記憶しかない。起きているとつらいので、水を飲んではベッドで横になり、、、を繰り返していた。会社員だったころの日曜日と大差ない。
実は、昨日ミートアップの言語交換クラスで出会った日本人とパブに行く約束をしていたので、二日酔いが抜けた夕方ごろに集合場所のタウンホールへ向かった。そう、ここはジョエル氏と最初に邂逅した場所でもある。勝手に、「集合と言えばタウンホール」と思い込んでいたので、その言語交換クラスで出会った日本の友人にも、「じゃ、タウンホール集合ね!」と言っておいたのだ。
タウンホールに向かう途中、すごいものを目にしてしまった。あなたは宇宙人を見たことがあるだろうか。実を言うと、私はその存在性は否定しないものの、死ぬまでに人類が宇宙人と邂逅をすることはないだろうと思っていた。これにはホーキンス博士だって頷いてくれるだろう。これは、南アフリカのズマ元大統領が数字を正しく読むことと同じくらい不可能だ。
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それでは見ていただこう。私はブリスベンで宇宙人を発見した…

おわかりいただけただろうか。左がクリプトン人で、右が恐らくアマゾネスだ。オーストラリア、すごいところ…
交差点越しに写真を撮ろうとしたら、ワンダーウーマンの方がポーズをとってくれた。クラーク・ケント氏は気づいていないようで、信号をチラチラ見ていた。ポーズをとってくれないとマーサにいいつけるぞ。
ちょっとした宇宙人との邂逅の後、無事時間通りタウンホールに到着し(日本人なのでパンクチュアルだ)友人と一緒にパブへいきステーキを食べた。これが10ドル!安い!肉にはもちろんビールを。

【Communal Bar and Eat House】
午前中は内容の薄い時間を過ごしたが、夕食に付き合ってくれた友人のお陰でいい一日になった。ありがとう!